トモ人生は旅である

独女の私は刺激が足りなくなり一人旅をするように。旅の楽しさ日常をアップします。良かったら参考にしてください。

レオナルドダヴィンチ「最後の晩餐」inミラノ

沢山の絵画を見てきました。

沢山の国に行き教科書に載っている有名な絵はまあまあ制覇したと思います。

 

その中でも断トツ1位はレオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」です。

 

 外観(PCに写真が見つからず借り物)

【サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会】

 

「最後の晩餐 ミ...」の画像検索結果

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 ツアーで行ったため公共機関での行き方が、、、。

 

 

レオナルドダヴィンチと言えば、最後の晩餐・モナリザが有名ですね。

私はレオナルドダヴィンチ作品では最後の晩餐が一番ですが、2番目はモナリザではなく洗礼者ヨハネです。

レオナルドが終生そばに置いていた二つのうちの絵画が洗礼者ヨハネです。

洗礼者ヨハネもパリのルーブル美術館にありますが、ガラス越しではなく近くで見れます。

モナリザ版男性とか言われていますね。

この絵を見たらレオナルドのモナリザで全く感動しなかったのに洗礼者ヨハネを見て一瞬で魔力に憑りつかれた絵でした。

人気のある絵なので長居は出来なかったのですが3回4回は行き来しました。

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最後の晩餐に戻りましょう。

 

最後の晩餐は遠近法が用いられています。

彼の絵は全て計算尽くされている絵です。

最後の晩餐は写真は厳禁ですので載せることはできません。

というか写真撮ってないのでそもそも無いです。

 

是非本物を見てほしいです。

 

最初で最後に鳥肌が立った絵画は最後の晩餐です。

体に何か稲妻が走るってこんな感じなんだ、、。

打たれたそして鳥肌がたって涙が出そうになったんです。

 

ツアーではインカムを渡されて中に入ります。

バックも預けますが小さなバックは中へ持っていけます。

是非全てロッカーに預けてレオナルドダビンチの世界に入って欲しいです。

 

絵画というか壁画ですね。

私のイメージしていたものは教科書であった最後の晩餐でした。

まさか、教会の中にある絵画、壁画とは思ってなかったんです。

 

教会の中では私語・写真厳禁(2014.9)です。

なんと2015年からフラッシュ無しなら写真撮影が可能になったそうです。

 

厳粛な空気と教会の中は絵を保つ為にも薄暗いライトで絵は照らされています。

 

インカムからガイドさんの説明が流れます。

これは瞬きしてはいけない。。。。この時間を大事にしなきゃ。

ガイドを聞いていると世界に入りこめてちょっと息苦しい気持ちにもなりました。

 

この絵は修道院の食堂で描かれた絵です。

馬小屋としても使われた事があるらしい。

第二次世界大戦フランス軍が倉庫として使ったそう(なんでやーー)

戦争で修道院も破壊された

 

私の記憶はガイドさんは実はイエスの足元はよくあるはりつけられた足。釘が刺さっていた絵だった可能性があった。今では無いので真実は分からないでゾッとした記憶がある。

 

足元がない理由が。

探すと食堂と修道院をつなぐ扉を作るために絵が無くなってしまったらしい。

なんでそんな事すんのさー。

 

この絵はあまり大事に扱われてなかった。

修道院の食堂だったり馬小屋だったり、戦争では石を投げられたり修道院は破壊されたりなど。でも、技術を使い修復に至った。

実はレオナルドの描いた部分は少ないよう。

のちにミケランジェロや他の弟子らが修復しているが油絵乗っけたり色々してしまい。

最初の原型はほぼ無いんだそう。

 

最後の晩餐の向かいにはもう一つの絵があります。

でも、そっちの絵は3分も見なかった。

レオナルドの魔力は半端ない。

 

ツアーガイドが終わった後は絵を堪能してくださいとアナウンス。

私は目を見開いて1秒も無駄にしたくなかった。

素晴らしい絵だった。

 

1回15分の入れ替え制でした。

もし時間制限がなければきっと1時間以上はこの絵を見ていたと思う。

 

本当に素晴らしい

 

これは、行ってくださいしか言えないです。

本物を見てください。

 

 

レオナルドはフィレンツェのベッキオ工房出身です。

そう思うとフィレンツェから沢山の宝を産んでいるよね。

彼はミラノで人体解剖をしていたと言われています(ツアーガイドより)

ジプシー(日本でいう身分の分からない死者)などの人体解剖に参加していたそうです。

彼は筋肉の構造・人体の構成なども絵に取り入れてたそう。

調べたらフィレンツェの病院でも遺体解剖の立ち合い許可が出ていたのですね。

 

ガイドでミラノでは身元の分からない遺体をひそかに解剖していたと聞き鮮明に覚えていました。

彼の絵に対する完璧主義者が異常な世界へまで入り込んでいると感じました。

 

芸術家は少し変わっていたり日本でも有名な大学は偏差値が高いですが。

秀でているんでしょうね。

 

ミラノに行くのは最後の晩餐だけを見るためと言っても過言ではなかった。

だから1泊2日だった。

それでも、彼の絵を出来たら2日目も見たかった。

きっと今なら自分で予約し2日目も見れただろう。。。

 

魔力のある絵は沢山あります。

そこから離れられない、麻酔でもかけられたように。。。

 

でもこの最後の晩餐は麻酔をかけられてタイムスリップをしたかのように。

エスキリストの悲しい感情が入り込んできて苦しくなった。

ガイドさんのおかげもあるかもしれないけど。

 

ミラノに行ったら最後の晩餐は絶対に見るべきです。

絵に興味ない人でもきっと感動します。

約束できる。

 

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